義母が義父の介護でびっくりしたこと

昨日、仕事から帰ったときに

台所に立って夕食の準備をしていた義母が

私の顔をみてほっとしていたんです

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義父の行動

義父は11月に退院してから、だんだんと元気になってきました

今は要介護4で、歩くことはできないのですが

車椅子を自分で操作して家の中を少し動くことが出来るようになっています

ベッドからの立ち上がりも少し介助が必要だったりもするのですが

自分で動きたいと思うと1人で車椅子に乗っていることもあります

昨日は、デイケアはお休みで、午後にヘルパーさんが来てくれました

ヘルパーさんが来た時はトイレの介助をしてくれます

その時はちょうど、排便があったようです

義母は安心して、ヘルパーさんが帰ったあと少し買い物に出かけました

義母が家に帰ってみると、義父が1人でトイレに行っていたようで

それも便が出ていたのか、お尻がキチンと拭けておらず、服を便で汚していて

その上、1人で台所に行って、味付け海苔の袋をハサミを使って開封して、食べていたようです

キザミ食を食べている義父は、海苔が食べられたのでしょうか・・・(>_<)

そもそも、トイレにはいつも誰かが付き添って行っているのに

1人で行けるの?って感じです

やっぱり人って自分がしたいって思ったら出来ちゃうんですよね・・・不思議です

義母は、ショックを受けつつも、義父を着替えさせて、台所を片付け

夕食を作りながら放心状態になっていたのでした

行動が読めない

よくリハビリをしている人の能力を表現するときに

〝できること〟〝していること〟の違いを話することがあるんですけれど

能力はあるけれど、実用的には使えない

そういうものを、できることとして表現することがあります

義父はリハビリでは手すりを使うと歩くことが出来ていたり

立ち上がりや移乗動作なんかも日により介助量が違っていたりします

認知症があったりすると、このできる能力の評価って難しい・・・

その時の気分で、出来ちゃうんです、ホントに(>_<)

15年以上前のことですが、私がケアマネージーしているときの利用者さん

認知症がかなり進行していてじっとしていてくれない

外に出ようとするので、家族が困って

家の中に柵を作ったり、背の高いタンスを置いて出られないようにしたりしたらしいんですけれど

柵などを乗り越えて行っちゃうって言ってたのが印象的で

歩くのもやっとなのに、なんで登れるんだろうってびっくりしたことがあります

認知症って、人間の本能というか、未知の力を出すのかもしれないって思ったりします

義母の不安

季節は春、これから暖かくなり、身体が動きやすい時期になります

義父は今まで以上に活動量が増えるかもしれません

義母は畑仕事もしたいし、少し出かけたりもしたい

義父の行動が読めなくて、義母はちょっと不安になっています

部屋に閉じ込めておくわけにもいかないですし

義父も抜け道をちゃんと把握していますしね・・・

普段通らないところを通ろうとするんですよね・・・これがまた・・・

これからどうなることやら

秋に介護保険の更新がありますが、あまり軽くならないことを祈ります(笑)

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この記事を書いた人

富山県に住んでいる、50代看護師です
3人の息子が社会人になり、子育ては一段落しました
今は、夫、義父母と4人暮らしで、義父の介護を行う毎日
50代の日常、50代だからこその悩みや考えていること等を、綴っています

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